寝ぼけた

 夢を見た.


 マンションというよりは団地.出掛けようと階段を下りているところで,近所に住んでいる宇宙人(銀タイツで,目の回りだけ黄色い)が,階下を通る所なので「やばい!」と思って陰に隠れた.宇宙人は急いでいたらしく,そのまま外へ駆け出していった.
 「ほっ」として再び階段を半ばまで下りかけたところへ,宇宙人がもう一人来た.「やちゃったか?!」と思っていたところ,そのまま駆け抜けていった.しかし,壁の向うに消える寸前に,微かに振り向いたように見えた.
 ほんの数秒後,駆け去った時の倍以上の速度で戻ってきて,そして私に向かって階段を駆け上ってきた.そこで慌てた私は,殴ると言うよりも,腕を突き出した!


 ってところで目を覚ました.


 何故か,アッパーカットのように腕を突き出した格好だった.