ジュブナイル&探偵モノかな?

 相も変わらず"軽めの本"を探してブラブラしてたところ,文庫本の新刊の小説がおいてあるコーナーに,「そして五人がいなくなる<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)」(はやみねかおる著,講談社,2006.07)があった.


 帯には"噂の本格ミステリ"とあるが,それと同時に宮部みゆき氏のコメントがあったので,「ラノベだな」と思って買ってみた.
 内容は,中学生の"美少女"三姉妹と,元論理学教授の"名探偵"の組み合わせで,ジュブナイルなノリと,探偵モノの雰囲気の小説.


 推理モノになってなかったので物足りないが,ジュブナイルとしては面白いと思う.


 に,二点だけ……

  1. "五人"目がその人だと,"六人"消えた事になっちゃうんじゃない?
  2. 読者に正面から挑戦していないけど,それで良かったのかな?